2023年11月8日
scikit-learnのようなスタイルでChatGPTなどのLLMを従来の機械学習タスクに活用できるscikit-llmがgithubで公開されました。
以下のようにscikit-learnの分類を行うスタイルでLLMを活用するデモが公開されています。
from skllm import ZeroShotGPTClassifier
from skllm.datasets import get_classification_dataset
X, _ = get_classification_dataset()
clf = ZeroShotGPTClassifier()
clf.fit(None, ["positive", "negative", "neutral"])
labels = clf.predict(X)
以下のように、OpenAI社のChatGPTもAPI_KYEを指定して簡単に活用できるようになっています。
from skllm.config import SKLLMConfig
SKLLMConfig.set_openai_key("<YOUR_KEY>")
SKLLMConfig.set_openai_org("<YOUR_ORGANISATION>")
GPT4ALLへのアダプタも付属されており、いつでもスイッチできます。
(実験的な段階なので本番運用には注意)
上記で掲載した分類以外にも文章のベクトル化や要約、なども行うことができるようです。
sklearnを部分的にでも採用している企業は多く、pytorchやtensorflow/kerasなどの全く別のフレームワークを主体として開発を行っているAI開発企業であっても、モデルの精度評価で活用していることは少なくありません。
今後は本家のsklearnも含めて生成AIの生成したテキストへの評価周りの機能が期待されます。
GPT4ALL A free-to-use, locally running, privacy-aware chatbot. No GPU or internet required: